■カモメ面格子の出来るまで
防犯に役立つ面格子。カタクラの面格子なら、
暖かみのあるデザインで窓の表情を豊かにします。



TOPページには沢山のタイプを紹介しています。是非ご覧下さい

1.設計図 1.CAD作図作業

 お客様の要望をカタチにする第一歩です。お客様の要求事項をカタチにする為に、使い勝手の確認と、鋼材の形状、厚みの選定、など、弊社の蓄積したノウハウを踏まえ検討し図面化していきます。
2.カモメの鋳造(アルミ鋳物) 2.カモメの鋳造(アルミ鋳物)

 今回の面格子は、海をイメージしたデザインです。空飛ぶカモメと水平線。そして海を面格子に表現します。 カモメは、幾つか造形し、ミーティングでスタイルの違う3種類を決定。 このカモメの鋳型を造り、熱したアルミを流し込み鋳造します。
3.カモメの検品 3.カモメの検品

 鋳造されたカモメを検品します。床に並べて見た所。とってもかわいらしいですね。本物の群れの様です。
4.波はレーザーカット 4.波はレーザーカットで

 水平線と波は、CADで描かれた線を機械に入力すると自動で、鋼板をレーザーカットします。機械のすばらしさを納得する作業です。見ていると、アッという間に作業が進んで行きます。
5.安全対策 5.安全対策

 波の弧を描いた谷間の裏側。鋭角にせず、優しい丸みを付けました。
6.仮置き 6.仮置き

 指定された寸法に製作された面格子枠。縦格子は、ネジリを加えたデザインです。 この面格子の上に、カモメと水平線、波を仮置きした所です。図面と実物の感覚を配置にて補正します。
7.水平線、波の取り付け 7.水平線、波の取り付け

 水平線、波の取り付けぴったり枠の中に入るように加工し接合します。
8.剣先の製作 8.剣先の製作

 真っ赤に熱したステンレスを叩き出します。真っ赤なうちに加工しないと、曲がりません。とっても熱い仕事です。
9.出来上がった剣先 9.出来上がった剣先

 凛としたデザイン。アルミの剣先とステンレスが溶接された所。弊社の特許技術です。
10.剣先のバンドを溶接 10.デザインのバンドを溶接

 アルゴン溶接にて接合している所。一般の溶接に比べ、溶接部がとても綺麗に仕上がります。
11.接合されたデザイン 11.接合されたデザイン。

 堅いステンレスも、優しいリボンの
ような仕上がりになりました。
12.仮り組 12.仮り組

 製作された、面格子を仮に組み再度、寸法形状の確認をします。
13.塗装工程 13.塗装工程

 製作された面格子は、いよいよ塗装に行程に入ります。
 下処理下処理は、溶接あとの仕上げや、鋼材に付いた油を取ります。そしてステンレス塗装に重要な行程、を行います。
14.下塗り 14.下塗り

 塗装は、超耐候性フッ素樹脂塗装を使用。新幹線やレイボーブリッジなどに使われ、字の如く、非常に耐候性に優れた高価な塗料です。
 これは、この塗料専用の下塗り材です。下塗り材は、鋼材と上塗り塗装を結ぶ大事な塗料です。
15.上塗り行程 15.上塗り行程

 中塗り、上塗り、更に上塗りと塗装を重ねていき、独特の青銅色が生まれます。最後に表面保護を目的に、クリアにて面格子全面に塗装します。
17.完成 
17.完成

 出来上がった「かもめ面格子」です。優しい表情と堅実な防犯性能を持つ面格子が出来上がりました。
この面格子は、京都の網野中学校へ納められました。(実際に納められた面格子はカモメも青銅色です。)


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